自己破産のデメリットは意外と知られていない
自己破産のデメリットは意外と正しく知られていません。未だに都市伝説のようなデメリットばかり強調され、実際にはどのような不利益を被るのかを知る人は多くありません。
自己破産のデメリットで真っ先に挙げられるものが財産の処分。
黒いスーツの人たちが乗り込んできて、ペタペタと『差し押さえ』の札を家財道具一式に貼っていく。そして家の周りには差し押さえのテープが巻かれて、入ることができなくなる。
・・・無一文で路頭に迷う。
こんなイメージを持っていませんか?
それはドラマの見すぎです。大きな間違いですよ。
財産を処分するのは本当のことですが、時価評価で20万円以下のものは手元に残りますし、現金も99万円まで手元に残しておくことができます。
車だって20万円以下の価値しかなければ手元に残ります。
また、生活に必要なものは差し押さえることができませんし、立ち退き期間があるので、いきなり押し入ってきて「さっさと出ろ。」ということもありません。
では、自己破産のデメリットを見ていきましょう。
(1)保証人に請求が行く
自己破産をしたことによる最大のデメリットです。
あなたを信じて保証人の欄に印鑑を押してくれたのに、その保証人を裏切ることになってしまいます。保証人が肩代わりできるだけの資力があれば良いのですが、そうでない場合、保証人も自己破産や他の債務整理をしなければなりません。
自己破産をするときは保証人と事前に必ず相談するようにしましょう。
(2)『官報』に掲載される
官報というのは政府が発行している新聞のことです。ここに氏名と住所が掲載されます。
とはいえ、一般の方々が目にするようなものではありません。あなたが官報なんて聞いたことがなかったら、周りの人も聞いたことすらありませんよ。
しかし、ヤミ金のリストとなっているという問題があります。自己破産後は少なくとも5年間はお金を借りることができません。そこで、官報を見たヤミ金業者からの甘い誘惑があるわけです。
(3)『ブラックリスト』に掲載される
少なくとも5年間はお金を借りることができないと言いましたが、これが「ブラックリスト」に掲載されるということです。巷でウワサされているように永久に借りれなくなる、ということではありません。5~7年間だけです。
ブラックリストは自己破産のデメリットと言われますが、お金を上手にやりくりできなかったからこそ、自己破産という選択肢を選んだはずです。ですから、借りることのできない5~7年間というのは、お金の価値観を正常に戻すためのリハビリ期間、ということなんですよ。
しっかりとやりくりすれば、借金をしなくても普通に生活できます。ほとんどの人がそうなんですから。どうしても自己破産はしたくない、という方は、自己破産せずに自力で借金を返済する方法というのも参考にどうぞ。
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